税金 · カナダ · 2026 / 2024 / 2025
CPP2:$74,600〜$85,000の収入にかかる4%の拠出
この記事は人工知能の支援を受けて作成されました。
CPP2は、2024年に始まったカナダ年金制度(Canada Pension Plan)の2段目の拠出です。従業員と雇用主はそれぞれ、年間最大年金対象所得と、それより高い2つ目の上限との間の収入に4%を納めます。2026年はこれが$74,600から$85,000までの部分にあたり、従業員の負担は最大$416です。拠出は課税所得から控除され、将来受け取るCPPの年金額を増やします。
上限が1つから2つに
2023年まで、CPPの拠出は年間最大年金対象所得(YMPE)で打ち止めでした。2024年1月1日からは2つ目の上限として年間追加最大年金対象所得(YAMPE)が設けられ、2つの上限の間の収入に第2追加拠出、つまりCPP2がかかります。料率は従業員4%、雇用主4%です。YAMPEを超える収入には何もかかりません。
2つ目の上限は2年かけて段階的に導入されました。2024年はYMPEが$68,500、YAMPEが$73,200で、従業員の負担は最大$188でした。2025年は上限が$71,300と$81,200で、最大$396でした。2026年は$74,600と$85,000で、区分の幅は$10,400、最大額は$416です。2025年以降、YAMPEはYMPEの約114%に設定されており、どちらの上限も毎年改定されます。
CPP2は5.95%の上にどう重なるか
YMPEまでの部分は何も変わっていません。従業員は、基礎控除の$3,500からYMPEまでの収入に、4.95%の基本拠出と1%の第1追加拠出、合わせて5.95%を納めます。2026年は、給与$60,000で$3,362、$71,000で$4,016、$74,600で$4,230となり、最後の額がこの料率での上限です。
CPP2は、その次の1ドルから始まります。$75,000では$16、$80,000では$216が加わり、$85,000以上では満額の$416が加わります。したがって、収入が$85,000以上の従業員が2026年に納めるCPPは$4,646で、雇用主も給与とは別に同額を納めます。年収$100,000や$150,000の人も、$85,000の人とまったく同じ額です。
オンタリオ州の従業員のCPPとCPP2
1つ目の表は、2026年の8つの給与水準について、従業員のCPP拠出の合計、所得税、手取り、限界税率を示します。$74,600から$80,000までの間でCPPは$216増え、手取りは$3,647増えます。2つ目の表は年ごとの最大拠出額を示し、従業員は2024年に$4,056、2025年に$4,430、2026年に$4,646で、雇用主も同額を納めます。
例の前提条件
モデルによる年間推計
税務上の居住者の給与例です。適用要件や実際の支給日は異なる場合があります。
所得が給与のみのオンタリオ州の35歳の従業員で、RRSP(登録退職貯蓄プラン)への拠出やその他の控除はないものとします。税金は連邦とオンタリオ州の所得税で、オンタリオ州医療保険料(Ontario Health Premium)を含みます。
CPPの列は、基本拠出、第1追加拠出、第2追加拠出の合計です。限界税率は、次の$100の給与にかかる所得税、CPP、EIを合わせたものです。
- モデル年度
- 2026 / 2024 / 2025
- 通貨
- CAD
- 地域
- オンタリオ州
- 年齢
- 35
- 子供
- 0
| 年間額面給与 | 従業員と雇用主の退職資金拠出 · 従業員負担の拠出金 | 税金 | 年間手取り | 限界税率(全控除) | 計算機 |
|---|---|---|---|---|---|
| CA$60,000 | CA$3,362 | CA$8,320 | CA$47,340 | 35.7% | この設定で開く |
| CA$71,000 | CA$4,016 | CA$11,418 | CA$54,443 | 34.4% | この設定で開く |
| CA$74,600 | CA$4,230 | CA$12,591 | CA$56,656 | 32.5% | この設定で開く |
| CA$75,000 | CA$4,246 | CA$12,705 | CA$56,926 | 32.5% | この設定で開く |
| CA$80,000 | CA$4,446 | CA$14,128 | CA$60,303 | 32.5% | この設定で開く |
| CA$85,000 | CA$4,646 | CA$15,551 | CA$63,679 | 29.7% | この設定で開く |
| CA$100,000 | CA$4,646 | CA$20,024 | CA$74,206 | 31.5% | この設定で開く |
| CA$150,000 | CA$4,646 | CA$39,911 | CA$104,320 | 43.4% | この設定で開く |
ほかの国との比較
表は、CA$80,000の給与を各国の通貨に換算した場合の限界税率(全控除)を、カナダと、カナダとよく比較される国々について並べて示します。この給与水準では、カナダの数値に4%のCPP2拠出が含まれます。
| 国 | 限界税率(全控除) | 現地通貨での給与 |
|---|---|---|
| ドイツ | 45.8% | €50,050 |
| カナダ | 32.5% | CA$80,000 |
| オーストラリア | 32% | A$80,961 |
| イギリス | 28% | £42,559 |
| アメリカ合衆国 | 27% | $56,181 |
2026年10月2日の為替レートで換算しています。各国とも計算機の既定のプロフィールと、成立済みの最新の課税年度を使います。生活費は比較していません。
計算機は所得税上のCPPをどう扱うか
CPPの2つの部分は税務上の扱いが異なり、計算機もその区別に従っています。拡充分の拠出、すなわち1%の第1追加拠出とCPP2の全額は、連邦税と州税を計算する前に所得から控除されます。4.95%の基本拠出は控除されず、最低税率で計算される還付されない税額控除の対象となります。2026年の最低税率は連邦で14%、オンタリオ州で5.05%です。
CPP2は控除できるため、追加の1ドルあたりの負担は4セントを下回ります。2026年のオンタリオ州では、$80,000で次の1ドルの給与から32.5%が税金と拠出で差し引かれます。CPP2が止まる$85,000をわずかに超えると、これが29.7%になります。その差の2.8%が、節税分を差し引いたうえでCPP2が限界税率を押し上げる幅です。YMPEより下では限界税率はさらに高く、$71,000では34.4%です。そこでは5.95%が丸ごとかかり、そのうち控除できるのは1ポイントだけだからです。2026年の雇用保険(EI)の保険料は保険対象所得$68,900で止まるため、この3つの給与ではいずれも次の1ドルにEIはかかりません。
CPP2で何がまかなわれるか
CPP2は、2019年に始まったCPP拡充の一部です。カナダ雇用・社会開発省(Employment and Social Development Canada)によると、拡充により、2019年以降の対象収入について退職年金が置き換える割合は4分の1から3分の1に上がり、2つ目の上限によってYAMPEまでの収入がその計算に算入されます。拡充後の拠出を40年続けた人は、退職年金の最高額が50%以上増えることになります。拡充は退職後給付(post-retirement benefit)や障害年金、遺族年金にも反映されます。
上乗せされる年金は、納めた額に比例して1年ずつ積み上がります。今後数年で退職する人の増額はわずかで、いま働き始める人がその効果を最大限に受けます。計算機が示すのはCPP2の現在の負担であり、それによって得られる年金額は推計しません。
ケベック州にも同じ2つ目の上限がある
ケベック州の従業員はCPPではなくケベック年金制度(QPP)に拠出し、その追加制度にも同じ2段目があります。ケベック州の年金運営機関であるRetraite Québecによると、2026年は最大年金対象所得から$85,000までの収入に追加の拠出がかかり、従業員と雇用主が折半します。上限はCPPと同じです。計算機はこの部分にも、それぞれ4%を適用します。QPPの基本料率はCPPより高く、2026年は1%の第1追加拠出の前でそれぞれ5.3%です。計算機でケベック州を選ぶと、これらの料率をケベック州の所得税と合わせて確認できます。
掛け持ち、年の途中の就業、適用除外
雇用主はそれぞれ、自社が唯一の雇用主であるものとしてCPP2を年間上限まで天引きします。2か所で働いている場合や、年の途中で転職した場合は、合計が$416を超えることがあります。払いすぎた分は、所得税・給付申告書を提出するとカナダ歳入庁(CRA)から還付されます。
拠出がまったく不要な従業員もいます。18歳未満または70歳以上の人、CPPまたはQPPで障害者と認められた人、そして65歳から69歳で、記入済みのCPT30様式を雇用主に提出して拠出を停止した人です。こうした条件が適用され始める年、たとえば18歳や70歳になる年には、上限額が月割りで調整されます。計算機は1つの雇用主のもとで1年間拠出することを前提としているため、これらに当てはまるかどうかは各自で確認してください。
CPP2の確認事項
- 額面給与を2026年の上限$74,600と$85,000と比べ、そのうちどれだけにCPP2がかかるかを確認する。
- その雇用主からの年間給与が$85,000を超えた時点で、各雇用主がCPP2の天引きを止めているか確認する。
- 雇用主が2か所あった場合や転職した場合は、$416を超えて払いすぎたCPPが申告で還付されるか確認する。
- $74,600を超える給与で人を採用する予算を組むときは、雇用主負担のCPP2を人件費に加える。
ご自身の数値を確認
記事の数値は例です。計算機にご自身の給与を入力すると、ご自身の結果を確認できます。
出典とモデルの対象範囲
推計の対象範囲
計算機は対応する国の制度と選択した条件に基づき、雇用による所得を推計します。モデルに含まれない給付、労働協約、個人の事情は対象外です。実際の納付義務は公的な規則で決まります。
- RRSP拠出金は、このモデルでは課税所得から控除されません。
公的な出典
- Canada Revenue Agency – Second additional CPP contribution (CPP2) rates and maximums
- Canada Revenue Agency – CPP contribution rates, maximums and exemptions
- Canada Revenue Agency – Canada Pension Plan (CPP): deducting contributions
- Canada Revenue Agency – The Canada Pension Plan enhancement: what it means for you
- Canada Revenue Agency – T4127 Payroll Deductions Formulas, 122nd edition, effective 1 January 2026
- Employment and Social Development Canada – Canada Pension Plan enhancement
- Retraite Québec – Enhancement of the Québec Pension Plan